本:マーケット感覚をみにつけよう その2~マーケット感覚で世の中の見え方が変わる~

こんにちは、ともです。
今日は、ちきりんさんの、『マーケット感覚を身につけよう』からです。

この本はすごいと思う。マーケティングと並行して、マーケット感覚を
身につけることが具体的ですごくよくわかります。良書。




●これからは英語の時代ってほんとなのか?
⇒英語でITサポートをしてくれる、安い人材が海外にいる。
日本人をわざわざ高い給料で雇う必要はない。

現実に、アメリカ人は、圧倒的に安い賃金で働いてくれる外国人に
コールセンターの仕事を奪われている。
⇒オススメ言語は、上記本に紹介あり。

●市場の2大構造
・消費市場と『貯蓄市場』がある。両者は競争している。
・書店に並んでいる多数のマネー誌は、マネーを貯蓄に向かわせるための
『貯蓄・投資市場の広報誌』ともいえる。
・金融機関で働く人から見れば、『定期預金を売る』『ローン商品を売る』になる。
・貯蓄市場の戦略は、消費市場からお金を引っ張ってきて、貯蓄市場の金融機関との
競争に勝つこと。

●NPO、社会起業、一般企業における就活市場
・営利企業は人々の生活を驚くほど豊かにし、社会の役に立ってきた。
・『社会のためになる仕事がしたい。だからNPOで働く』という非論理的な
ことを言う人もいる。
・一般企業が、メッセージを発信できていないことに起因する。

●成功のカギは市場の選択!
・婚活市場(自分の年収から、マッチングサイトがいいのか、自分で声をかけた方がいいのか。有利な市場がある。)
・寄付市場は、強者と弱者がいる。
例えば、寄付が集まるのは高齢者より、子供の難病治療。
ホームレスより海外の難民への寄付。
日本の障がい者施設設立より、カンボジアの学校設立。
⇒援助を勝ち取るためには、PR活動が重要。

●ポイントは、資金調達に成功するには、
『どんなストーリーを語れば、お金が集まりやすいか』と考えることが重要。

⇒ちょっとマーケット感覚を働かせると、まったく違った風景が見えてくる。
風景が変わると、行動が変わってくる人もいる。

市場の状況がどう変わりつつあるのか、アンテナを高くして、
自身で判断できるマーケット感覚を鍛える必要がある、とのこと。

この本は、中身読むともっと話が入ってきます。おすすめです。


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